こんにちは!
スモールジムFlare(フレアー)代表の小野寺幸太郎です。
先日、あるメンバーさんからこんな質問をいただきました。
「毎日ウォーキングしてるのに、筋トレしたら筋肉痛になるのはなんで?」
たしかに、ウォーキングで体を動かしているなら、筋肉痛なんて起きなさそうですよね!
ウォーキングはとても良い運動ですし、
心肺機能を高めたり、気分転換にもなります。
やらないより、やったほうがいいのは間違いありません。
でも、実はウォーキングでつく筋力は、
「日常生活に必要な最低限の下半身の筋力」なんです。
つまり、「歩く」こと自体が、日々の生活の中で当たり前にやっている動作なので、
それ以上の負荷はかからないんですね。
一方、筋トレはというと、
普段の生活では使わないような筋肉にまでしっかり刺激を入れていきます。
ときには自分の体重以上の重さを扱ったり、
動きの中で関節を大きく動かすので、筋肉への負荷は段違い。
特に、普段あまり運動していない人ほど、
こうしたトレーニングで筋肉痛になりやすいんです。
ウォーキングで「今の筋力をキープ」するのは、きっと十分できると思います。
でももし、
「疲れにくい体を作りたい」
「もっと軽やかに体を動かしたい」
「柔軟性も手に入れたい」
という想いがあるなら、それだけではちょっと物足りないかもしれません。
特に大きな違いが出るのは、「関節の動きの幅」。
歩いているときって、膝の曲げ伸ばしはせいぜい5〜10度程度、
股関節の動きもわずかです。
なので、柔軟性アップという面では効果はあまり期待できません。
でも筋トレなら、深くしゃがんだり、大きく腕や脚を動かすことが多いので、
関節をしっかり使う=柔軟性も自然と高まっていくんです!
もちろん、ウォーキングがダメというわけではまったくありません!
ただ、今よりもっと体を良くしていきたい、
筋力をつけたい、柔軟性を上げたいという目標があるなら、
筋トレのほうがその目的に合っているんじゃないかな〜と思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
それではまたジムでお会いしましょう!
