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転倒、骨折してしまった男性メンバーさん…


こんにちは!スモールジムFlare代表の小野寺幸太郎です。

 

 

先日、不運ながら転倒し骨折してしまった男性メンバーさんがいらっしゃいました。バランストレーニングを毎回行っているとはいえ、そしてどんなに気を付けていてもしょうがないことはありますね。

 

そして病院ではギブスをして安静にするようにと言われたそうです。しかしそのメンバーさんはじっとしてても身体が弱くなるだけだと考え、私に連絡を下さいました。

 

現在の状態と診断結果、そして本人のお考えを聴いた後で、ジムにお越し頂いて、現時点でできる範囲での運動内容とその根拠を提案させて頂いたところ快く「良かった!やります!」と言ってくださいました。

 

電話を終えた後に「これこそがスモールジムの本分ではないか」と思いました。

 

私が以前にいた一般的なフィットネスクラブであれば会員さんが骨折、怪我となると「しばらく休みましょう」「ジムに来ないでください」となります。運動させて何かあったら困るからです。

 

企業としてはリスク管理という意味で正しいのかもしれませんが、この「運動療法を本当に必要としている人を置いてけぼりにしている感」があったことを覚えています…。安静にして骨折が完治した頃には関節はガチガチ、筋力はさらに低下し「治ったけどさらに怪我しやすい身体」になってしまうからです。

 

私達スモールジムには「メンバーさんを要介護にしない」という方向性があります。要介護認定を受ける高齢者の中で骨折が原因となっているケースは2割程度と言われているそうです。骨折、入院によるさらなる運動機能の低下、また血流悪化による脳血管系…という間接的な悪影響も考えればさらに多くなるかもしれません。

 

そういう原因となるものを排除し、メンバーさんの人生を永く、より良いものにすることこそが私達のやるべきことだと思っています。

 

怪我や痛みが原因で運動習慣を諦める方、医療機関の治療を終え日常生活へ復帰するだけでなく、毎日を快適に過ごしたい方。そういった人達の助けになるためにも私達は知識と技術を身に付け、そして何より困った時に頼って相談頂けるような信頼される人間になりたいですね!

 

最後まで読んで頂きありがとうございます。それではまた。