「筋力をつけなさいって言われたんだけど…」
先日メンバーさんから「膝を痛めると“筋肉をつけてください”と言われるのは、どうしてですか?」という質問をいただきました。
膝に限らず、腰痛や股関節の痛みでも「運動して筋力をつけましょう」と言われることは多いですよね。では、なぜ筋肉をつけた方が良いのかというと…
■ 関節や骨を正しい位置に保つために必要だからです。
筋肉は、例えるならテントを支えるロープのようなものです。ロープがゆるんでいると、骨組みがグラグラしてしまいますよね。
同じように、筋肉量が少なかったり筋力が低下したりすると、関節や骨が不安定になりやすく、その結果として軟骨が擦れ、痛みにつながってしまうことがあります。
さらに、下肢の筋力がしっかりついていると、そもそもケガをしにくくなり、万が一ケガをしても軽症で済む可能性が高くなります。自分の体重を支える力がつくことで、とっさの動きにも対応しやすくなるからですね。
痛みを予防し、ケガに強い身体をつくるためにも、週1回の筋力トレーニングとストレッチでご自身の身体を守っていきましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。それではまた。
