こんにちは！スモールジムフレアー代表の小野寺幸太郎です。
最近、あるメンバーの方から「スクワットってダイエットに本当に効果があるんですか？」というご質問をいただきました。
結論からお伝えすると、スクワットは確かにダイエットに効果のある運動の一つです。しかしながら、体重を減らすという点で一番大切なのは、やはり食生活の見直しです（笑）。
どうやらSNSなどで「スクワットで痩せる」といった情報を目にしたようでしたが、確かにスクワットは下半身を中心に大きな筋肉を使う運動なので、消費カロリーが高く、筋肉量の増加によって基礎代謝も上がるため、ダイエットのサポートになるのは間違いありません。
特に太ももやお尻といった部位は人体の中でも筋肉が大きく、そこを鍛えることで日常生活でもエネルギーを多く使える体になっていきます。スクワットが推奨される理由は、こうした点にあるんですね。
しかし一方で、SNSや動画投稿などでは「これさえやればOK！」といった少し極端な表現を見かけることもあります。そういった情報に触れると、「とりあえずスクワットだけやっていれば痩せる」と思い込んでしまう方も少なくありません。
たしかに、毎日100回のスクワットを3ヶ月間継続できれば、筋力アップや引き締めなど、体に何らかの変化が現れる可能性は高いでしょう。ただし、それでも「体重を落とす」という目的においては、やはり日々の食生活の見直しが必要不可欠です。
例えば、これまで何気なく食べていた間食やおやつを控える。あるいは、食事を満腹になるまで食べるのではなく、「腹七分目」で止めるように意識する。たったそれだけでも、1日あたり300〜400キロカロリー程度を減らせることがあります。
このカロリーカットを1ヶ月続ければ、約9,000キロカロリーの削減に。体脂肪に換算すると、およそ1〜2kgの減量につながる計算になります。さらにこの習慣を3ヶ月続ければ、5〜6kg程度の健康的な減量も十分に可能になります。
このように考えると、「食べる量をほんの少し減らす」だけで大きな変化が期待できることがわかりますよね。これに加えて運動を組み合わせると、さらに良い結果が得られるはずです。
ただし、運動の目的を「ダイエット」だけに絞ってしまうのは、少しもったいない気もします。運動には、他にもたくさんの素晴らしい効果があるからです。
たとえば、
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筋力の向上によって、日常の動きが楽になり、疲れにくくなる
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血流が促進されることで、冷えや肩こりなどの不調が改善されやすくなる
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関節の可動域が広がり、動きがスムーズになる
などなど、体の機能が全体的に向上していきます。
そのため、ダイエットのために運動を始めることは決して悪いことではありませんし、むしろ良いことなのですが、「運動だけで痩せよう」とするのは少し非現実的かもしれません。
理想的なバランスとしては、「9割が食生活の改善、1割が運動」と考えるくらいがちょうど良いと思います。
もちろん運動をすることで、ダイエットへのモチベーションが高まったり、姿勢が良くなったり、気分転換になったりと、良い影響がたくさんありますから、やらないよりは絶対にやった方がいいですよ！
これからも皆さんの「健康的でしなやかな体づくり」のサポートができるように、私たちも日々取り組んでいきますので、何か気になることがあれば気軽にご相談くださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。またジムでお会いしましょう！
