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毎食1品はたんぱく質を摂ろう!


こんにちは!スモールジムフレアー代表の小野寺幸太郎です。

 

昨日は、「ダイエット中は筋肉を落とさないように筋力トレーニングを取り入れることが大切」というテーマでお話ししました。今日はその続きとして、「たんぱく質の摂取の重要性」についてお伝えしたいと思います。

 

ダイエット中に限らず、日常的にたんぱく質をしっかりと摂ることは、健康的な体を維持するうえで非常に大切です。

 

たんぱく質は、肉、魚、卵、乳製品、大豆製品などに多く含まれており、私たちの体を構成する基本的な材料です。筋肉だけでなく、皮膚や髪の毛、爪、靭帯、内臓までもがたんぱく質からできており、私たちの生命活動を支えています。

 

不足すると、筋肉量が落ちやすくなるだけでなく、肌荒れ、髪のパサつき、爪の割れ、さらには免疫力の低下や疲労感、炎症が起きやすくなったり、ケガの治りが遅くなるなど、様々な不調の原因になります。睡眠の質にも影響することがあり、たんぱく質が十分でないと眠りが浅くなったり、寝つきが悪くなることもあるんですよ。

 

また、ダイエットにおいてたんぱく質が特に重要視される理由は、「たんぱく質が多い食事のほうが太りにくい体を作る」ためです。ここで知っておいてほしいのが、「食事誘発性熱産生(DIT)」という仕組みです。食事を摂ると、消化・吸収・代謝の過程でエネルギーが消費されますが、たんぱく質はこのエネルギー消費量が他の栄養素に比べて高いのです。

 

つまり、同じカロリーの食事でも、たんぱく質が多い食事の方が消費カロリーが高くなるということ。逆に、糖質や脂質が中心の食事ではエネルギー消費は少なくなり、余分なカロリーが脂肪として蓄積されやすくなってしまいます。

 

たとえば、ラーメンやおにぎりだけで食事を済ませてしまう、菓子パン一つで朝食を終える…といった糖質・脂質に偏った「単品食べ」は、忙しい時にはついやってしまいがちですが、体づくりの視点から見るとあまりおすすめできません。

 

こうした食生活が習慣化すると、「量はそんなに食べてないのに、なかなか痩せない」「疲れやすく、体調もすぐ崩してしまう」という状態に陥りやすくなります。

 

理想は、毎食で主食(ごはんやパン)、主菜(肉・魚・卵・豆腐などのたんぱく源)、副菜(野菜)をバランスよく摂ることですが、忙しい現代ではそれも難しいときがありますよね。

 

それでも、最低限「たんぱく質を含む食材を1品は取り入れる」という意識を持つだけで、体はずいぶん変わってきます。例えば、コンビニで買い物をする際にも、サラダチキンやゆで卵、豆腐、納豆、ギリシャヨーグルトなどを1品加えるだけでも十分効果があります。

 

ダイエットに成功するためには、単に体重を落とすことだけでなく、「筋肉を落とさず、引き締まった体をつくる」「体調を崩さずに健康を保つ」といったこともとても大切です。そのためにも、たんぱく質を意識的に摂る習慣は欠かせません。

 

たんぱく質を味方につけることで、痩せやすく、疲れにくく、見た目にも若々しい身体を手に入れることができますよ!

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。それではまたお会いしましょう!