こんにちは!スモールジムフレアー代表の小野寺幸太郎です。
現在、当ジムではダイエットコースにお申込みいただいているメンバーの皆さんと、目標達成に向けて日々取り組んでおります。
世の中にはさまざまなダイエット方法がありますが、結局のところ「消費カロリーが摂取カロリーを上回る状態」をつくることが基本原則です。食べる量が多ければ太り、少なければ痩せます。これはシンプルで普遍的な事実です。
「年齢とともに代謝が落ちて…」という話もよく耳にしますが、代謝の影響はあっても、極端に食べなければやはり痩せていきます。太ってしまう多くのケースは、活動量に対して食べ過ぎているということなのです。
そして、ダイエットを行う際にぜひ意識していただきたいのが「たんぱく質の摂取を落とさない」という点です。
摂取カロリーを抑えると脂肪も減りますが、同時に筋肉も落ちやすくなります。人間の身体は飢餓を感じると、少しでもエネルギーを節約しようと基礎代謝を下げ、消費エネルギーの多い筋肉を減らしてしまう傾向にあるのです。
筋肉はエネルギー消費が多い組織で、言わば“燃費の悪いエンジン”のようなもの。飢餓状態では「筋肉は非効率」と判断され、脂肪を蓄えやすくなるのです。その結果、急激な食事制限では体重は減っても筋肉が失われ、代謝も落ち、リバウンドのリスクが高まります。
実際、「体重は減ったけど、見た目がやつれた」「シワやたるみが気になる」といった声もよく聞かれます。これは求めていた“理想のダイエット結果”とは少し違いますよね。
そこで大切になるのが以下の3点です。
■ 無理な食事制限はしないこと
短期間で体重の5%以上を減らすような極端な制限は、筋肉を減らし、リバウンドを招く原因になります。続けられる食習慣を意識しましょう。
■ 筋力トレーニングを並行して行うこと
筋肉を維持するためにトレーニングは不可欠です。摂取カロリーが少ない中でも筋トレを行うことで、「筋肉は必要だから残しておこう」という信号が身体に送られます。これは、脳や神経も含めた全ての器官に共通する「使わないと衰える、使えば保たれる」という人間の仕組みに基づいています。
■ たんぱく質をしっかり摂ること
目安としては「体重1kgあたり1g以上」のたんぱく質摂取が推奨されます。筋肉を維持しながら脂肪を落とすためには、たんぱく質は欠かせません。
ダイエットは食事管理が9割とも言われますが、「健康的に痩せる」「リバウンドしない身体を作る」ためには、筋力トレーニングも必要不可欠です。見た目に張りのある体型や肌を保ちつつ、元気でしなやかな身体を手に入れるために、正しい知識と方法でダイエットを行っ
ていきましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。それではまた!
