こんにちは!小野寺幸太郎です。
先日60代女性のメンバーさんから「家でも股関節のストレッチをやってるけど柔らかくなってる気がしない…」というご質問を頂きました。
柔軟性に関しては、同じくらいの頻度と量をやっていても、すぐに効果が出る方とそうでない方がいらっしゃるのは事実ですね。
それは何が原因かというと、生まれ持った関節周辺組織自体の硬さもありますが、やはり年齢です。これはガッカリされるかもしれませんが…。また怪我や手術痕があったりするとそれも可動域制限の原因の一つになります。しょうがないですね。
例えば現在60歳でそれまで全く運動習慣がなく過ごしてきた人がいたとします。すると50年~60年ずっと身体が硬い状態で過ごしてきたということですね。
それを数ヵ月や半年で柔らかくしようというのはさすがに難しいです。ただでさえ人間の身体と言うのは年を取るに連れて身体が線維化しやすいです。簡単にいうと硬いまま定着してしまうということです。怪我をして1ヵ月寝たきり生活で身体が硬くなった、のとは訳が違いますから。
じゃあやっても無意味なのか?というとそうではありません。少なくとも、今より悪化することは防げます。間違いなくやったほうが良いです。
ただ「これで今より柔らかくなるはずだ」と期待はしないほうが良いかもしれません。「今よりも硬くならない様に!」と思いながらストレッチに取り組んだ方が前向きに考えられますね!
結論、例え効果が感じられなくてもストレッチは必ずやりましょう!現状維持できていることがそもそも効果かもしれませんから!
最後まで読んで頂きありがとうございます。それではまた。