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パーソナルトレーニング中の事故 実態調査への記事を読んで


こんにちは!小野寺幸太郎です。

 

先週【パーソナルトレーニングで事故、消費者事故庁が実態調査へ】という記事がありましたね。1対1で運動指導を受けるパーソナルトレーニングによって筋肉を傷めたり腰の骨を折るなどの事故が報告されているとのことでした。※NHKニュースwebより

 

5年間で105件の相談が寄せられ…とのことで「あれ、意外に少ないな…」と思ってしまいましたが、氷山の一角なのかもしれませんね。

 

 

フレアーはいわゆるパーソナルトレーニングジムではありませんし、方向性も全く違いますが、世間から見たらパーソナルトレーニングジムと見られると思います。昨日もフィットネスジム関連の営業の電話が3件かかってきました…

 

まずは本記事を読んで改めて注意しなければいけないなと思います。

 

一方でこういう事故が起きるのはいわゆる「追い込む」トレーニングが良い、と思い込んでいるトレーナーが多いということなのだと思います。

 

一つ思い出したのは、以前体験で「パーソナルジムに長年通っている」というお客様がいらっしゃいましたが、一連のトレーニング種目を実施して頂いたところ、すべての動作が速く、勢いや弾みをつけて運動されていました。スクワットも膝が内に入る癖がついており50分では修正が難しいレベルでした。

 

「怪我をしやすい動きのクセが付いているのでまずは直しませんか?」と一旦ご入会をお勧めしましたが「ちょっと物足りない」とのことでご入会はされませんでした。

 

「追い込む=良い運動じゃないんだよ?」ということを伝えきれず、身体管理&からだ改善トレーナーとして無力さを感じた出来事でした…

 

 

コンテストに出場したい!などという場合を除き、日常生活をより良くする意味でもダイエットにおいても「追い込む」必要など全くありません。

 

私は指導では「追い込みましょう!」と言ったことは一度もないです。

 

また運動中も「呼吸を止めないように」「ゆっくり下ろして」「膝が内に入らないように」「ちょっときついかな?と感じるところで十分ですよ」と安全面のことばかり言っていますし、メンバーさんもご存知だと思います。

 

バーベルを担いでスクワットをやる必要なんか全くないです。基本的には自分の体重で15回~20回スプリットスクワットが行えれば十分です。

 

これからも、日常生活を良くするために本当に必要なことに拘って、運動指導をしていきたいと思います。

 

最後まで読んで頂きありがとうございます。それではまた。