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効果的な筋力トレーニングは?【動作スピード】


こんにちは!小野寺幸太郎です。

 

昨日は【効果的な筋力トレーニングとは?回数と重さ編】を書きました。

 

本日は「スピード」に関してですね!

 

ここでいうスピードは「動かす速さ」のことです。これもフレアーのメンバーさんには毎回お伝えしておりますが…

 

■一回の動作に4~5秒

 

■戻す時をゆっくり

 

ですね!

 

動作スピードというのは軽視されがちですがとても重要です。ジムで筋トレしている人がダンベルや重りをブンブン振り回すように動かしたり、また反動や勢いをつけて行っている場面を見かけますが…基本的にはNGです( ゚Д゚)

 

理由は二つあります。

 

一つは「怪我や故障に繋がりやすい」からです。

 

勢いや反動をつける、速く動かすというのは、腱や靭帯、関節包に負担をかけてしまいます。アスリートであれば、速く動かす、急激に切り返すという動作は必要ですので、こういったトレーニングを取り入れる意味はありますが、私たち一般人は必要ありません。

 

それよりも腱や靭帯に不要なストレスを与えないことの方がよほど大事です。

 

 

二つ目は「効果が薄れる」からです。

 

スクワットで言うと、立ち上がる時ではなくてしゃがむ時に。ダンベルであれば持ち上げる時よりも重さに耐えながら下ろす時に筋肉への負荷が強くなります。

 

負荷を与えられた状態で引き延ばされる運動を専門用語で「エキセントリック収縮」「遠心性収縮」と言いますが、この時に筋肉が鍛えられるんですね!

 

ですので、速く動かす、速く戻したり下ろすことは…

 

■フォームが安定せず怪我や故障に繋がりやすい

 

■筋力トレーニングの効果が低くなる可能性がある

 

よって、筋力トレーニングはゆっくり、特に戻す時をゆっくりコントロールしながら行いましょう!

 

最後まで読んで頂きありがとうございます。それではまた。