· 

【トレーナーインストラクター向け】自分のジムをやりたい!と思っていたわけじゃない


こんにちは!小野寺幸太郎です。【代表者ブログと同じ内容です】

会社員から独立起業し、自分のジムを運営してもうすぐ2年になります。会社や事業は設立から1年で3割が消えると言われていますので、とりあえずその7割にはなれたのかなと思っています。

創業した人の多くは「自分で事業がやりたい!」という熱い思いで会社を興したのだと思いますが、実は私は最初から自分で事業を、ジムをやりたいと思っていたわけではないんです…

会社員の時に「このままじゃ後悔する人生を送ることになる」と確信したからです。じゃあどうすればいいかと考えた時に「自分でやるしかない」という感じです。

20代の頃から「いつかは起業したい!」という思いはありました。でもそれは何となく言っているだけでそれほど現実的に考えていなかったように思います。

それに当時は心から尊敬できる上司もいましたので、会社員でも日々情熱をもって仕事ができていました。「誰よりも勉強している」と私のことを認めてくれたり、新入社員の配置先を決める時も「お前のとこなら良い教育にもなるから安心だ」と言ってくれたりもしました。

今思えば「この人に認められたい」「この人の役に立ちたい」という感情で仕事をしていたように思います。結局は「もっと褒められたい」ということで(笑)子どもみたいで恥ずかしいですね( ゚Д゚)

しかし親会社が変わった頃から大幅な人員削減が決まり、恐らく「直接価値を生みださない中間管理職は必要ない」ということで現場勤務以外の管理職は厳しい処遇となりました。「会社」としては概ね正しい判断だったのかもしれませんが、それを機に優秀な人に限ってどんどんと去っていきました…。唯一尊敬する私の上司も退職してしまいました。

会社における親子とは「お互いの事業の長所を生かしてシナジー効果を!」と言いつつも結局は「助けてやるから言うこと聞けよ?」という親分子分の関係性なんだなということを腹で理解しましたね。

そこから会社の方向性が偏っていったように思います。

家族がいようといまいとお構いなしに全国転勤

利益至上主義

人員削減

本社の人間がめちゃめちゃ偉そう…

現場社員とスタッフを本社が監視

休日関係なくオンライン会議

利益を出さないと従業員も人も守れないと言えば聞こえは良いですが、私からすれば会社がそんな姿勢だから利益を出せないのだと思います。

このままだったら、家族と一緒に過ごすこともできない。

好きでもない人間に、自分の納得のいかないことをやらされ続ける

自分の収入も住む場所も働く場所も付き合う人も全てを他人に決められる。

こんな人生で良いのか?楽しいのか?幸せか?

このままでは必ず後悔する

この状況から脱するために、自分で稼げる力を身に付けよう!

というのは起業の始まりでした。

最後まで読んで頂きありがとうございます。それではまた。