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顔の見えるビジネスをしよう!


こんにちは!小野寺幸太郎です。※「自分のジムをやろう!」と同じ内容です。

本日は「顔の見えるビジネスをしよう!」という話です。

フィットネスクラブに勤務していたのは2年、そして支配人として勤務していたのは6年と併せて10年足らずでしたが、この短い期間でも実に様々な会員さんがいました。

施設のトイレットロールをくすねる人

公共のロッカーを私物化する人

新人インストラクターに圧をかける人

湯船の温度が1℃低いだけで激怒する人

サウナでスイカを食べる人(ウソのようなホントの話)

そして必ず発生する派閥(笑)

フィットネスクラブに長年勤めている方でしたらあるある~と共感して頂けると思います(笑)

中には温かく接してくださる良心的なお客様もいらっしゃいました。でも多くは自分さえ良ければいいというマインドの”客”だったように思います。

在籍100名の少人数制ジムを経営している今だからこそ身をもってわかりますが、これらは「基本的に顔が見えないから起こること」です。

もちろん、周囲やスタッフに迷惑をかける客の人間性にも問題があることは間違いありません。でもそういう人たちでも自分の家族や友人、本当に親しい人にはそんなことはしないはずです。

顔が見えないから、つまりどんな人か知らないから、平気でそういうことができるんです。家族や友人の家からトイレットロールを盗む人はいませんね(笑)

毎月注文した大量のトイレットロールが届くと、盗難防止の為その一つ一つに店舗印を押すのですが「これやるたびに落ち込みます…」とアルバイトスタッフさんが言っていたのを今でも覚えています。何よりそういうことをさせてしまっている自分が情けない。

2年前に退職、独立起業し、今は顔の見えるビジネスをしています。

冗談ではなく、すべてのメンバーさんの顔と名前と趣味、好きな酒、飼っているペットの名前、口癖(笑)など即答できます。

「私は客だ!」というマインドの人など一人も居ません。「お客様は神様」なんてのはもう古いと言われますが、古いとかの前にそんなことはあり得ません。私たちは自分の持っている人間性とか知識とか技術をもって人に貢献する、その対価として金銭を得る、という物々交換です。そこに上下は無く対等だと思っています。それにはお互い関係性をより良くしようという双方の姿勢が大事です。

「誰の為に、何をしているのか?」

これを明確にして、顔の見えるビジネスをして、経済的にも、精神的にも、人生がより良くなるようなビジネスを、自分でやりましょう!

最後まで読んで頂きありがとうございます。それではまた。