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フレアーが「値引き」をしない理由


こんにちは!小野寺幸太郎です。

夏になるとフィットネスクラブ各社で「夏までにダイエット!」「まだ間に合う夏ボディ!」なんていうワードと共にチラシが折り込まれてきますね!

同時に「入会金0円&登録料0円&初月会費0円のトリプルゼロキャンペーン!!」なんて書いていたりもしますし、私も会社員の時はそのようにやらされていました(笑)

フレアーでは開業以来、月会費を値引いたことがありません。入会金は無料とした月は何度かありましたが、メインの価値である月会費は一切値引いたことがありません。(わざわざ言うことでもありませんんが…)

理由は主に三つで…

①商品に「真剣」だから

②「お得感」で来てほしくないから

③今通って頂いているメンバーさんを大切にするから

です。

①に関して、私の場合月会費とは主に指導料のことです。指導に関しては当然ですが毎回、来て下さったメンバーさんのからだを良くしようと真剣です!所詮一回50分ですが、その積み重ねが習慣となり、時に気付きとなり日常に、そしてからだに反映されます。その為に日々勉強していますし、毎回真剣に行っているので、まずここに対して安売りも割引もしたくないというのが本音です。

しっかりと対価を頂くことでこちらも真剣、お客様も真剣になる!これが理想の関係性だと思っています。

そして②は言葉の通りですね。失礼な言い方ですが安売りすると「お得感」に反応した人が集まってきます。それが悪いというわけではないですよ!スーパーなどであればそれがお店の価値になるので。例えば吉野家は「早い安い旨い」が価値ですからね。

しかし会員制のビジネスは「継続が前提の商売」です。お得感で反応した人は価格で去っていきます。

「初月は無料だからとりあえずやってみよっか」

「一ヵ月だけやってみようかな?」

という感じですね。

と言ってもお客さんは思っていても言わない場合がほとんどですけどね。正直こういう領域は切り捨てていいんじゃないかと思います。

「コイツ偉そうなことを言っている」と怒られそうですが(笑)

新規の方にそこまでサービスしていれば、既存のメンバーさんに失礼だと感じてしまいます。どうせ安くするなら、関係性もあって、いつも通ってくれている既存のメンバーさんにサービスしたい。

実際多くのフィットネスクラブの実態はそうです。既存の会員を放っておいて、入会獲得に忙しくしていますね。釣った魚にエサをやらない状態です。会員向けのイベントを提案しても「それでいくら売上が立つのか?」ばかり追求され稟議書なんてすぐ戻されます。「そんなことより入会を取れ!退会を防いで、コロナ休会者を呼び戻せ!」

もううんざりです…

会員さんが増えない原因は経営陣のそのマインドにあるというのに。

話が逸れましたが、自分の価値観を世に問う為に。

自分が経験してきた矛盾への反骨と。

何より今私を信じて通ってくれているメンバーさんの為にも、価格に信念を持っています。だから安売りはしない。

その代わり、こちらは商品に対して弛まぬ練磨をし続けること、ですね。

最後まで読んで頂きありがとうございます。それではまた。